編集
機能についてご説明していきたいと思います。まずは画面左下の編集。ここの部分です。
押下すると、写真を選ぶ画面になります。つまり、【既に撮影した画像を後から補正したい場合】に使用する機能です。盛れるアプリじゃなくて通常のカメラアプリで撮影してしまった写真や、お友達からLINEで送られてきた、「今イチ盛れてないなー」といったような写真でも加工可能!!写真を選択して決定すると、以下のような画面。
- スタイル
- ビューティ
- フィルター
- メイクタッチ
- 補正
- 一眼
では実際に加工を行ってみましょう。元から可愛らしくて肌もきれいなかたなので劇的な差は出にくいのですが、逆に自然に盛れるのではないかと思います。
スタイル
大きな項目として、HOT、Halloween、Cartoon、Autumn等7種類もありました。大きな項目の中には更に3〜10種類近くの同項目の別スタイルがあり、かなりの数からスタイル選択が可能です。
Spring、Summer、Winter等の項目がなかったことから、これが全種類ではなく、その時期に関連性のあるものだけ表示される、ということのようです。つまり、冬になったらWinterやおそらくChristmas、New Year等別のスタイルが出てくるという事でしょう。
顔にいたずら書きが施されるものであったり、血を流しているように見える加工だったり。ハロウィン仕様以外のものも、蝶々やお花など可愛らしいものや落ち着いたモード系まで様々あるうえに、時期によって更新されるようなので、飽きなそうな機能ですね。いくつか開いて確認したところ、事前設定しておいたメイクは適用されず、スタイルのなかで使用されている加工内容が優先されることがわかりました。
今回はStickerという大項目の中のPastelをチョイスしてみましたが、更に驚きの発見。Pastelを選んで画像をタップしたところ、画像が切り替わりました。
そう、Pastelの中でも更に3種類の選択が可能だったんです!これはもう、とんでもない種類のスタイルが用意されているということですね。
また、実際に使用している友人に確認したところ、スタイルの特筆すべき事項として、フィルターとメイクが別で設定できるところにある、という事でした。スタイルをどれか1つ選んで撮影しようとした時に左下に出てきます。そのスタイルのメイクを何%するのか、フィルターを何%かけるか等の微調整ができるため、こだわりが強い、SNSへの写真のアップを大事にされている方々からも支持される機能だそうです。
ちなみに上の3種類のうち一番左のもののみ、メイクのパーセンテージを上げてあります。お顔に明るさや赤みが増して、はつらつとした印象に見えます。透明感を重視するのであればもう少し抑えて、フィルターのパーセンテージを上げても良いのかもしれません。
ビューティ・フィルター・メイク・タッチ補正・一眼
これらの項目は複数選択可能で、複数組み合わせていく事により理想の加工に仕上げられるため、まとめて記載いたします。元のお顔がこちら。
ビューティ
- 輪郭:Beauty+50
- 肌:+30
- 毛穴:+50
- トーン:+20
- (目)大きく:+100
- (顔)長さ:+50(縮めています)
- シャープ:+20
- ほうれい線(消去):+70
- 目:+100
- (歯)美白:+30
こちらがビューティのみ使用した画像です。
笑顔の写真だったため目が小さめに写っていたので目の大きさをマックスで変えてみたのが特徴です。元の目も小さいかたではないので、加工補正で元に戻した、といったような感覚でしょうか。やり過ぎないことが大事。
フィルター
フィルターはこの写真に関しては正直、かけてもかけなくても・・・といった感じだと思いましたが、大雑把に申し上げると【雰囲気】が出る加工です。一応やってみました。
柔らかくて全体的に薄くなったような印象です。この画像に使用したのはMoodのAuroraというフィルターで、数値は80にしてみました。
これはこれで可愛らしいけれど、考えが古いのか、元の画像のほうが肌質等がわかりやすく、自然な感じは受けました。
大きな項目で10種類、そこから更に細分化していて1つの大項目に対して3種類前後。およそ30種類ものフィルターがありました。クールに決めたい時、柔らかな印象にしたい時、顔色悪く写ったから変更したい時、等ユーザーの様々なニーズに応えてくれる機能です。
メイク
- チーク:Edge3を+60
- リップ:Peachを+70
- シャドウ:Brownを+50
- マスカラ:Lash4を+50
どうでしょうか。後付けであることがわからないくらい自然です。個人的好みとしてはメイクをする前のほうが良いですが、こんな【しっかりメイクをしている】ようにも加工が可能です。
タッチ補正
この機能が大変難しかったです。ビューティで輪郭をBeautyにしたり顎を削ったり頬を細くしたり、といったような加工ができるためそれでじゅうぶんな気がいたしますが、この機能はその名の通りタッチした部分を細くしてくれる機能でした。Photoshopで顔周りを小さくするような加工を行ったことがございますがそれとほぼ同じような機能と思われます。ただ、なぞった部分がどこなのかがわかりづらく、やりすぎるとお顔が歪みますので上級者向けと感じました。
なお、フィルターをかけていない、ビューティ機能を使用した画像に対して適用しています。
一応やってはみましたが、多分失敗です。お顔が一回り小さくなりましたが、顎がなくなりかけてしまい、顔を歪めた事により表情も少し変わってしまいました。輪郭が大幅に変わるので【盛った感】が強くなってしまう印象です。使いこなせればかなり便利な機能だとは感じました。
一眼
一眼レフで撮影した際等に設定できる、【被写体以外の周りの風景をボカす】機能です。
お顔の表情が際立ちますね。背景のぼかし具合も調整できますので後ろが何が写っているか隠したいときなどは数値を上げる、淡い感じでややぼかして雰囲気を出したい等、それぞれのニーズに合わせられるところも素晴らしいです。