パズルを手作り！簡単な作り方

パズルを手作り！

通常、パズルは専用の印刷機を用いて写真やイラストを印刷し、それを専用のプレス機でピース形状に裁断をする、本格的な商品です（詳細についてはパズルの作り方をご覧ください）。しかしここでは、どこのご家庭にもある材料や道具を使って、簡単に手作りする方法をご紹介いたします。

手作りパズルに必要な材料

さぁ、まずは道具・材料の準備です。手作りパズルに必要なのは、こちら。

イラスト：１枚
ボール紙（またはダンボール）：２枚
カッターマット
カッター
定規
のり
マスキングテープ

パズルを手作りした時の強度を考えると、2mm厚のボール紙（厚紙）があると良いのですが、なければダンボールでも構いません。段ボールは素材自体が柔らかいため、手作りしやすいのはダンボールです。この他にも、鉛筆やセロテープなどがあっても便利です。

今回のイラストはA5サイズの用紙に、マジックや色鉛筆などを使って描きました。お絵かきは時間がかかると思いますので、事前にお子さまに描いておいてもらうと良いですね。手作りパズルとして仕上がった時に、真っ白な箇所ばかりだと面白くないので、全体的にまんべんなく色が入っていると、よりパズルっぽくなると思います。

イラストの大きさにダンボールをカット

では手作り工程のスタート！最初に、イラストの大きさにあわせて、ボール紙をカッターでくり抜くようにしてカットします。イラストの大きさに合わせてくり抜くと周囲が余りますが、その余った部分が手作りパズルをはめる「枠」になります。

枠の大きさは自由ですが、強度等を考えると、枠部分は2cmほどの幅があると、頑丈に仕上がります。あまり外枠が薄すぎると、手作りパズルをハメようとした時に、折れたりしやすくなってしまいます。

また、イラストより小さめにくり抜いてしまうと、貼り合わせた時にイラストがはみ出てしまいます。逆にイラストより大きめにダンボールをカットしてしまうと、貼り合わせた時に下地（ダンボールやボール紙）部分が見えてしまいますので、ピッタリサイズでカットしましょう。

イラストを厚紙に貼り付け

それでは、先程切り出したダンボール（ボール紙）に、イラスト用紙を貼り付けましょう。お子さまの書いた画、写真を印刷したものなど、何でもOKです。

ただ、パズルのプロであればここで強粘着シールなどを用いるのですが、一般的な家庭にはないかと思います。ですので、貼り付けは糊・ボンドなどで結構です。ただし、接着後に剥がれてしまうことがないよう、全体にまんべんなくのりを塗布することがコツです。

下記が、貼り付けが終わった状態！これが手作りパズルのベースになります。イラスト用紙と厚紙の間に、隙間ができないよう、しっかりと圧着しましょう。浮いている部分などがあると、「手作りの粗さだな」とあとでガッカリしてしまいますので。

ただし、いくらしっかり接着したとしても、手作りパズルとして遊んでいる時に、どうしても周囲から剥がれやすくなってしまいます。そこで、上下左右各辺にあたる部分を、セロハンテープで補強してあげると、剥がれにくい強いピースになります。

セロテープのシワが寄ってしまうと格好悪くなってしまいますので、左右からピンと張った状態で用紙に貼り付けるのがポイントです。また、剥がれにくくするため、表面だけでなく、裏面にもグルっと巻き込むようにセロハンを巻くと、より強固なパズルピースになります。

枠も手作り！

次に作るのは「枠」ですが、最初に切り出したボール紙の、余っている外側をパーツを使います。

これは切り出した段階で、既に手作りパズルのサイズぴったりになっていますので、大きな加工は不要。ただ、ダンボールの味気なさが全面に出てしまいますので、ちょっと一工夫。見た目をかわいくするために、マスキングテープなどで飾ってあげましょう。マスキングテープがなければ、ペンやマジックなどを使って、好きな模様を書いても良いですね。楽しく簡単なステップですので、お子さまに協力していただきましょう！

なお、次のステップでご紹介しますが、枠は最終的に台紙となります。いま作ったパーツの背面は隠れて見えなくなってしまいますので、マスキングテープを貼り付けるのは、片面だけでOK！裏面は貼り付ける必要はありません。

できました！良い意味で手作りっぽさも出て、かわいらしくなりますね。

台紙を作る

今度は、さきほど作った枠と、最初に用意してあったもう一枚のダンボール（ボール紙）を接着して、手作りパズルの台紙をつくります。

ただ貼り合わせるだけなので、作業としては簡単です。ただし厚紙は剥がれやすいため、接着後に重しを載せて、完全に乾くまで圧着しておきましょう。糊で心許なければ、木工用ボンドなどを用いても良いと思います。

今回はトレーニング用のダンベルを重しに使いました。

ピースの形状にカットする

さぁ、台紙部分の接着を待っている間に、最後の工程。手作りパズルの醍醐味。ピースカットをしましょう！

楽しい工作作業ですが、今回の手作り作業の中で、一番難しいのが、この工程です。柔らかいダンボールならまだ良いのですが、2mm程あるボール紙だと、カットにかなりの力が必要で、一回ではカットしきれません。しかし、何度もカットしていると、カットラインが二重三重になってしまい、ピースを傷つけてしまいます。

最大のポイントは「一回目のカットで、できるだけ深く切る」ということです。深く、しっかりと切り込みが入っていれば、二回目以降はそのラインをなぞるようなかたちで、優しくカットしていくことができます。逆にファーストカットの段階であまり切れていないと、二回目以降にカッターの刃がその轍をうまく通ることができず、ラインが複数できてしまいますので、注意が必要です。

そして何よりも最大の注意は、刃物を使った工作ですので、お怪我に十二分に気をつけてください。お子さまと一緒に作業をされるようでしたら、この部分だけは絶対にお子さまにはさせず、細心の注意を払って、大人の方が自己責任において、カットしてください。

繰り返しですが、お怪我をされないよう、十分ご注意ください。

手作りパズルの完成！

先に作っておいた台紙にハメて、これで手作りパズルの完成です！

とっても簡単に作れて、小さなお子さまに喜んでいただける手作りパズル！ぜひ、カッターにより怪我などには注意していただき、楽しい手作りを楽しんでください！

プロ（シャフト株式会社）が作る、超本格オリジナルパズル！

上記は、各ご家庭にある材料・道具を使った、お手軽な手作りパズルの作り方でした。弊社（シャフト）では、３トンの力を持った世界に一台だけのパズル専用プレス機を使って、超本格的なオリジナルジグソーパズルを製作しております。写真を印刷した世界に一つだけのパズルで、サイズもピースサイズも多数ご用意しております。もちろん、細かい貼り付けなどは、熟練の職人が一つ一つ手作りをしています。

お客様には印刷する写真をお送りいただくだけ！しかも税込み990円からという安い価格設定ですので、お気軽にご依頼いただけます！

パズル専用のフレームもありますので、ジグソーパズルとして飽きた時には、そのまま自宅のインテリアとしてご利用いただけるため、弊社のロングセラー大ヒット商品です。

手作りには、手作りだからこその魅力があります。温かみがありますものね。ただ、細かいピースカットなどは、どうしても限界があります。手作りでご満足いただけなくなったら、あるいは大切なプレゼントの際には、ぜひご利用くださいませ！