成層圏へ向けて初めて打ち上げ予定の「6号機」と全く同型機で、地上で組み立て実験を行いました。機体重量は660g。初めてなので出来る限り軽量化するため、余計なものはすべて排除。デジタルビデオカメラ、GPSトランシーバー、保温器、電子アラームの4点のみを積載した機体です。

6号機は一人で打ち上げることになるため、機体組み上げやヘリウムの充填、直前確認等をすべて一人でできなければなりません。今回は実際の打ち上げの前の予行演習といったところ。なので、ヘリウムも500リットル程度しか入れてませんし、機材の打ち上げまでは行っていません。

実際にはこの2倍程度の大きさまで風船が大きくなるはずですが、巨大風船は口も大きいため、それ程苦労せずに充填もできそうです。諸々チェックもできたので、5号機実験としては、ひとまず成功です。
