成層圏へ向けて初めて打ち上げ予定の「6号機」と全く同型機で、地上で組み立て実験を行いました。機体重量は660g。初めてなので出来る限り軽量化するため、余計なものはすべて排除。デジタルビデオカメラ、GPSトランシーバー、保温器、電子アラームの4点のみを積載した機体です。
![バルーン5号機](image/airframe_0005_01.jpg)
6号機は一人で打ち上げることになるため、機体組み上げやヘリウムガスの充填、直前確認等をすべて一人で行わなければなりません。今回は実際の打ち上げの前の予行演習といったところ。なので、ヘリウムも500リットル程度しか入れてませんし、機材の打ち上げまでは行っていません。
![バルーン5号機の中身](image/airframe_0005_02.jpg)
実際にはこの2倍程度の大きさまでバルーンが大きくなるはずですが、巨大バルーンは口も大きいため、それ程苦労せずに充填もできそうです。諸々チェックもできたので、5号機実験としては、ひとまず成功です。
![バルーン5号機にヘリウム注入](image/airframe_0005_03.jpg)