宇宙海洋葬として、ご遺灰と故人様へのお手紙を宇宙へ向けて放出するためには、何よりもまず、バルーンが必要です。ヘリウムガスを注入し、およそ2メートル近くにもなる巨大バルーンを作り、成層圏まで打ち上げることになります。
なお、バルーンは大きければ大きいほど、より高高度まで膨張に耐えられますが、必要になるヘリウムガスが多くなっていきます。ヘリウムガスは近年どんどん価格が上昇していく、非常に高価な気体です。バルーンの大きさによって必要なヘリウムガス量が変わってきますが、それを調査してまとめた結果がこちらです。。
風船サイズ(直径) | 充填可能最大ガス量 | 推定浮力 |
---|---|---|
90cm (3フィート) |
425リットル | 339g |
134cm (4.4フィート) |
1,267リットル | 1,000g |
150cm (4.9フィート) |
1,700リットル | 1,500g |
180cm (5.9フィート) |
3,000リットル | 3,000g |
シャフトが実施する宇宙海洋葬に使用するバルーンには、約3000リットルという、非常にたくさんのヘリウムを注入します。