日本には江戸時代につくられた檀家制度というシステムがあり、「人は亡くなったらお墓に埋葬するものだ」、という考えが根付いていました。この檀家制度のために、江戸時代以降、日本では散骨の歴史が止まってしまったのです。しかし、この数十年で日本人の思考が急激に変わり、墓じまいをする人が多く出てきたのです。
私の祖父母もそうです。亡くなったあとは自然に還れる海洋散骨を希望し、海洋葬という形で供養を行いました。こういった、自由意志で葬送方式を選択ができるようになった事は、日本人にとって非常に大きな変化だと思います。
上記の海洋散骨という実体験を経たあと、「どうせなら海だけでなく、空高くからも、ずっと見守ってくれたら良いのにな」、という考えが私の中で生まれました。この考えを現実的な計画に落とし込み、これまでの技術と掛け合わせることで誕生したのが、宇宙海洋葬という新しい葬送方式です。
弊社ではとにかく安全性を最優先とし、環境への配慮から打上機材にも十二分な配慮を行っております。
故人様には最期に宇宙の旅をしていただき、安全に海洋散骨をさせいただく。そして、残されたご遺族様にとっては、お心の整理の一助となれますよう、真心こめて対応させていただきます。