いま人気上昇中の海洋散骨ですが、人によってはメリットだけでなくデメリットもあると言われています。では、どんなデメリットがあるのでしょうか?

海洋散骨のデメリットは?
お手紙を天国(宇宙)へ送り
ご遺骨を海洋散骨する自然葬
1.故人の遺骨を残すことができない
海洋散骨は、その名のとおり海に散骨する自然葬です。ご遺灰を海にまいたあとは、二度と回収することはできません。
もちろん、それで良いとお考えの方であれば問題ありませんが、散骨後に、「やはり心の拠り所が欲しい」と思っても、対応することはできません。そこでお勧めなのが、分骨という方法です。
手元供養のおすすめ
全骨ですべて海洋散骨をするのではなく、ほんの少しだけご遺灰を残しておき、それを小さな骨壺に入れ替えて自宅に置いておく手元供養という方法をおすすめします。シャフト株式会社が行う宇宙海洋葬では、オプションで手元供養をお選びいただくことができます。
故人さまのご遺灰は、専用の納骨袋にしっかりと収めてあります。また、フタにはシリコンパッキンが付けられていますので、間違って倒してしまっても、遺灰がこぼれてしまう心配がありません。
手のひらに収まる小さな骨壺ですので邪魔にならず、好きな時に手を合わせられます。散骨後に後悔が残らないよう、手元供養はおすすめさせていただいております。
2.御遺骨をパウダー(粉骨)化する必要がある
故人様の御遺骨を「お墓に埋葬」する時には、粉骨の必要はありません。多くの場合、火葬した後に、ご遺骨の形が残った状態のまま骨壺に入っていることと思います。しかし自然散骨する場合には、骨の形が残ったまま散骨することは、法律上できません。海洋散骨を自分で行うことはできるのか、とお考えになる方もいますが、皆さん、この粉骨化ができずにおります。
ただ、粉骨はご自身で行わずとも、弊社のような専門業者にお任せいただければ、安い料金で対応可能ですので、それほどデメリットにはならないかと思います。
3.天候に左右される
ご自身の手で海洋散骨を行う場合は、ご遺族が乗る船が出港できないと始まりません。船は波や風、天候に大きく左右されます。ご遺族一同で日程を合わせたとしても、天候次第では見送りになる可能性も十分あります。ご自身の手を介さず、業者に散骨をお任せする安い海洋葬であれば、ここは問題ないでしょう。
ちなみにシャフト株式会社の宇宙海洋葬では、弊社にバルーン打ち上げ&海洋散骨をすべてお任せいただけますので、天候の安定した晴れた日に、実行させていただきます。
4.散骨する場所を選ぶ必要がある
海洋散骨は、海であればどこに散骨してもOKというものではありません。
誰にも迷惑をかけず、岸から遠く離れた沖合で、節度をもって行える場所でなければいけません。散骨によって風評被害を被る可能性がある浜辺、海水浴場、漁場、防波堤や、観光・水産資源の拠点というような場所等は、一切行えません。
それだけでなく、各自治体ごとに設けられたルールがある場所も存在します。
散骨する場所をしっかりと確認しなければならいのが、デメリットと言えます。
5.お墓参りの問題
御遺骨をお墓に埋葬したのであれば、お彼岸やお盆などの時期に墓地へ行き、お墓参りをすることができます。

しかし全てのお骨を海洋散骨したとなると、もちろんお墓はありません。檀家制度に始まる、江戸時代からのお墓参りという文化が必要と考える方にとっては、海洋散骨はおすすめできません。お墓参りが重要とお考えの方にとっての、デメリットと言えます。
しかしもっと柔軟なお考えで、例えば海を見るたびに故人を想い出すことが供養である、と考えるのであれば、特に問題にはならないでしょう。上述したような手元供養という方法もありますので、「お墓へのお参りが必要なのか」というのが、葬送方式の岐路といえるかもしれません。
6.親族間の理解が必要
最後に挙げられるのが、ご遺族間、親族間でのトラブルにならないか、という点です。
たとえ故人様本人が、生前に海洋散骨を希望されたとしても、お墓参りができなくなる、寂しい、なんで相談をしなかったのか、と親族間でトラブルになる可能性もあります。先祖代々からのお墓がある家も多いことでしょう。しかし現在では、どんどん墓じまいをされる方も増えています。何が正しい、ということはなく、各ご家庭、各個人ごとの考え方になりますので、事前によくご相談なさることを、お勧めいたします。
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