海洋散骨を自分で行うことはできるのか | 豆知識 | 宇宙海洋葬 | シャフト株式会社

日本では、海洋散骨を禁じる法律はありません。これについては散骨の歴史でも詳しく解説しておりますが、正しい方法で節度を守って行えば可能です。

しかし、専門業者に依頼をせず、これを自分で行うとなると、非常に沢山のハードルがあります。

まず散骨をするためには、御遺骨を細かく粉骨して、パウダー化しなければなりません。出来ればしましょう、ではなく、こちらは絶対条件です。御遺骨を粉骨せずに、そのままの形で撒いてしまうと、死体遺棄罪に問われる可能性があります。

御遺骨を粉骨することが出来る機械など、ご家庭には中々ないと思いますので、いきなりここで大きなハードルがあります。

自治体によっては、条例で散骨を禁止するエリアを設けている場合があります。自宅の近くでとか、周りに人が少ないから、等の安易な考えで散骨はできません。地域ごとに、正しい情報を確認する必要があります。

都道府県レベルに確認をしても、さらに小さな市区町村にも確認を求められる事があります。そのため、一箇所で解決はできず、複数個所にチェックを掛ける事になることも想定しておいた方が良いかと思います。

海上の中でも注意をしなければならないのが、漁業エリアです。漁場には漁業権が存在しますので、これを侵害してはいけません。

漁場や養殖場を避け、かつ観光客や海水浴客にも迷惑をかけないためには、沖合までいかなければなりません。そのためには船を出すことが必須になりますし、船舶業者への適切な説明も必要不可欠です。

粉骨化した御遺骨を散骨する場合に、ご遺骨以外のものを海に撒くことは不法投棄にあたるので、出来ません。また、ご遺灰をまとめておくための納骨袋も、海に一緒に沈める事になります。従って、生分解して自然に還る素材であることも重要です。

シャフトが行う宇宙海洋葬では、海洋散骨してすぐに自然に還ることができる、専用の水用紙を使っています。納骨袋は一つ一つ手作りをした、優しい仕上がりになっております。

上記以外にも、様々な事を考える必要があります。海洋散骨は法律で禁じられるものではありませんが、節度をもった対応が必要ですし、上記のとおり、間違えてしまえば死体遺棄罪や、不法投棄にあたってしまいます。故人様の最期ですので、すべてのトラブルを避けて、安全に終わらせるためには、専門家へのご依頼をおすすめ致します。

シャフトなら宇宙の旅＋海洋散骨

シャフトが行う「宇宙海洋葬」は、ご遺骨と故人様へ宛てたお手紙を、バルーンを使って宇宙へ向けて放出。天国にいる故人に感謝のお手紙を届け、故人様の人生の最期に、宇宙を旅していただくことができます。ご遺骨はそのまま海洋散骨されますので、空を見ても海を見ても、いつでも故人様を偲ぶことができるのが特徴です。

この規模の葬送方式としては、格段に安価ですし、散骨後には一切のお金がかからずに済みます。ぜひご検討ください。

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