宇宙海洋葬では、ご遺灰を納骨袋に収納した状態で、バルーンに格納。そのバルーンを打ち上げると、およそ30km程上空で、気圧変化と気温の急激な減少により、自然破裂します。バルーンが破裂したあと、収めていた納骨袋(ご遺灰)は海上に向けて落下してきます。この時に、よりゆっくりと、安全に落下させるために必要なのが、パラシュートです。
パラシュート
お手紙を天国(宇宙)へ送り
ご遺骨を海洋散骨する自然葬
パラシュートに使用する素材
このパラシュートも、ご遺骨と一緒に海上へ着水しますので、環境への配慮が不可欠です。弊社が製作する宇宙海洋葬用パラシュートは、水溶性不織布を使用しています。特殊な水溶性シートのため、海上に着水後は、すぐに溶けて自然に還る素材となっています。どのくらいで溶けてなくなるか、本社にて実験をした結果がこちらです。
水につける前
画像で伝わりやすいよう、着色した水を用意しました。こちらに、弊社のパラシュートに使用する水溶性不織布を浸します。
水につけた1秒後
水につけた1秒後、水溶性不織布は一瞬で縮こまっていき、あっという間に見えなくなっていきます。
水につけた5秒後
そして水につけてから、わずか5秒後には、完全に溶けて見えなくなってしまいました。
このように弊社が製作する宇宙海洋葬用パラシュートは、水に触れた途端に溶けて、一瞬で自然に還る素材で製作をしております。
パラシュートの製作方法
弊社が作っているパラシュートの製作方法は、こちらになります。地上でいくつもの形状で実験した結果、最終的にこちらのオリジナルデザインに落ち着きました。参考のため、オリジナルパラシュートの作り方として、以下に設計図を記載しておきます。なお、弊社の宇宙海洋葬として公開しているものですので、この設計図を使用していかなる問題が発生したとしても、弊社では一切の責任は負いかねます。
- 不織布を、半分に折ります。
- 45度の角度で、手前側に折ります。
- 2番とは逆に、向こう側に折ります。
- 線の位置に合わせて、2箇所切ります。右側は曲線を描くように切ります。
- 8つの頂点に、ガムテープでタコ糸をつけます。
- 8本のタコ糸を一つに結んで完成です。
宇宙海洋葬のお問い合わせはこちら
宇宙海洋葬をご希望の方は、こちらからご登録をお願いします。情報を確認後、弊社からすぐにご連絡させていただきます。