世界で一番深い海はどこ？

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ご遺骨を海洋散骨する自然葬

地球は水の星と言われるように、ほとんどが海で覆われています。陸地と海洋面積の割合で考えてみると、およそ7割が海洋で、陸地面積はわずか3割ほどにしか過ぎません。では地球上で最も深い海はどこにあり、そしてどのくらいの深さがあるのでしょうか。

現在分かっている範囲で、地球上で最も深い海は、太平洋のマリアナ海溝にあるチャレンジャー海淵と言われています。場所は日本の南、およそ2,680kmほどの位置にあります。

マリアナ海溝は、長さ2,550km、幅70kmもある、巨大な海溝です。そのマリアナ海溝の南端に、とても深い谷があることが1951年に発見されたのです。その谷は、調査した探検隊の名前をとって「チャレンジャー海淵」と名付けられ、現在、世界で最も深い海として知られています。

海上保安庁の測量船が、音響測深という方法で計測したところ、チャレンジャー海淵の水深は10,920メートルでした。

音響測深というのは、船底から海底に向かって音波を発信し、その音波が海底に当たって跳ね返ってくるまでの時間によって、水深を測る方法です。誤差はプラスマイナス10m程と言われています。

世界で最も高いエベレストを、そのまま沈めてもまだ余りある程の巨大な海溝。富士山なら、縦に3個入ってしまう程ですから、とてつもなく深い谷だという事が想像できるかと思います。

因みに、世界中の海の平均の深さは4,750ｍで、水深が3,000～6,000ｍの海が、海洋全体の4分の3、およそ76%を占めています。

最も深い海はチャレンジャー海淵（マリアナ海溝）となっていますが、これ以外にも僅差で非常に深い海溝はたくさんあります。世界の深い海ベスト10をまとめると、このようになります。

1位と2位の差は、わずか120mしかありません。1万メートルもの深さの中の120mですから、本当に僅差ですね。

また、こうして見ると、日本近海には沢山の深い海溝がある事が分かります。ただ、世界はとても広いので、今後新たな海溝が見つかり、このランキングが入れ替わる事があるかもしれません。

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