美術館や画集で名画を見るとき、最初は人物や風景などの大きな印象に目が向きます。パズルでは絵柄の一部分を手掛かりにするため、普段は見過ごしていた色の組み合わせや線の向きに注目する楽しみ方ができます。ここでは、作品を選ぶときにも使える三つの見方をご紹介します。
名画を楽しむ見方
有名な絵画等を印刷した
ジグソーパズル
色の名前だけでなく、隣り合う色を見る
同じ「黄色」でも、明るい部分と影の部分では印象が変わります。「ひまわり3本」の花びらや背景を見比べるように、主役の色だけでなく、その周囲にどんな色が置かれているか探してみましょう。近くで一部分を見たあとに全体へ目を戻すと、その色の役割を考えるきっかけになります。
花びらと背景の色を見比べてみましょう。
ゴッホ「ひまわり3本」の作品紹介・パズルを見る
画像は飾ったときの作例です。フレームは別売りで、周囲の小物は商品に含まれません。
これは専門知識を覚えるための試験ではありません。「この部分の色が好き」「思っていたより背景が複雑」と、自分が気づいたことから楽しんでいただけます。
輪郭と線の流れをたどる
人物の輪郭、建物の窓、波や枝の曲線など、線が続く方向を見てみましょう。形のつながりは絵柄の場所を考える手掛かりになると同時に、画面の中で視線がどこへ向くかを観察する楽しみにもなります。
波の曲線と遠くの富士。線の流れにも注目してみてください。
北斎「神奈川沖浪裏」の作品紹介・パズルを見る
「神奈川沖浪裏」なら、大きな波、舟、遠くの富士を順番に見比べる、といった見方ができます。図柄を知っている作品でも、近くで見る部分を変えると違った印象を受けるかもしれません。
筆遣いの表現と、パズルの質感は別のもの
絵画に描かれた筆の跡や色の重なりを、印刷された絵柄として楽しめます。ただし、パズルは原画そのものではなく、油絵具の盛り上がりやキャンバスの凹凸を再現する商品ではありません。原画と商品の違いを理解したうえで、お気に入りの絵を身近に楽しむ方法としてお選びください。
気づいたことから、次に見る作品を探す
色が気になったら同じ作者の別の作品へ、波や花が気になったら同じ題材を描いた別の画家へ。作者一覧とテーマ一覧を行き来すると、好みに合う作品を探しやすくなります。
取り組む時間や難しさには個人差があります。組立時間の短さを競う必要はありません。ピース数と絵柄の選び方も参考に、ご自分に合う一枚をお選びください。
気になった作品を探す
作品は作者一覧から見比べられます。題材から探す場合はテーマ一覧へ。
