空のお写真って素敵ですよね。晴れ渡った青い空、雨模様の少しどんよりとした空模様、夕焼けの哀愁漂う色あい、輝く星や月を際立たせる闇の色・・・。
今回はその中でも空に浮かぶ雲、そして更にその中でも、限定して【雲海】のお写真をジグソーパズルにするご案内をしたいと思います。
雲海とは
そもそも雲海とは、何の事か。
特に珍しい言葉ではないため、ご存知の方も多いかと思いますが、その名の通り雲が海のように見えている状態を指します。通常見上げる事の多い雲を眼下に見て、その海のように広がった雲の合間から建造物や山等が島のように浮いて見えるんです。
思い浮かぶシチュエーションとしては、飛行機の窓から外を見た時に見える景色ではないでしょうか。私もたまに飛行機からの外の景色を撮る事がありますが、かなりの高度を飛んでいるため、建造物や山等が雲から突き出ている状況というわけではありません。
こんな感じです。あれ・・でもこれはこれで良いですね。
うん、ジグソーパズルにしてみてもやはり良いですね。少し今回のコンセプトとは異なるので蛇足にはなりますが。やはり雲の写真は被写体としてとても素敵です。
どうやって撮影するのか
さて、雲海は聞き覚えはあっても、正直馴染みの深いものでは無いですが、どうやって撮るんでしょう。勿論条件が揃わない場所でいくら待っていても、雲海にはめぐりあえません。撮影する場所や条件がとても大事です。
場所は勿論比較的高地ですね。その中でも様々な条件があるため、確実にこれ!と言えるわけではありませんが、見られるスポットの中でも、時間的・天候的な条件として
- 時間:夜明け前から早朝頃まで
- 天候:湿度が高くなるべく無風の状態。前日に雨が降っていた次の日の晴れ時。
といった時に見える事が多いというのが、概ね同条件として挙げられています。
そういえば数年前に流れていたGoogleのCMで、色々な場所を探すのに【日本のマチュピチュ】といったような検索で竹田城跡に行っていました。まさに雲海というスポットですが、そうしょっちゅう出るわけでも無く、こちらはなかなか条件が厳しいとSNSでつぶやいている方を多くみかけました。それでもこのCM辺りから火がついたのか、雲海のスポットがたくさん紹介されるようになりました。
行った時に雲海が撮影ができる条件が揃うかは別として、比較的たくさんのスポットがあり、都心に住む方でも気軽に行けるような場所もあったので幾つかご紹介したいと思います。
秩父ミューズパーク(埼玉県)
何と、埼玉県で雲海が見れる?!有名どころでいうと北海道等は雲海絶景スポットが多いのですが、埼玉県でもなかなかの絶景が見られるそうです。
2年ほど前にもテレビで雲海スポットとして取り上げられていました。いや、意外ですね。ミューズパークには展望台があるのですが、そこから絶景が眺められます。多少歩いたり階段があったりしますが、キツい道中ではありませんのでご安心ください。
埼玉ではほかにも幾つか見られる場所があるらしいですよ。
箱根大観山(神奈川県)
標高およそ1,000mほどで、山頂は富士山や芦ノ湖、大島、三浦半島等も天気が良いとよく見える山です。雲海が見られるときは、富士山と湖に現れるのでとても幻想的だそうです。見てみたい!
高尾山(東京都)
ラストは何と東京都。私が普段使用している京王線の終着駅の1つです。ここ10年ほどでしょうか。高尾山の良さが以前よりも更に広まり、【気軽に行ける山】としてかなり人気が出たため、土日祝日は大変混雑することから、最近足が遠のいております。
大学に通っていた頃高尾山近くのキャンパスだったため、帰りに高尾山口駅に行ってロープウェイに乗り、上のビアガーデンへ・・なんて事もしていました。日本人にも無論のこと、今では海外の日本紹介のガイドブックにも記載されているそうです。昨年友人がビアガーデンに行った時には大混雑だったと言っていました。
そんな高尾山でも稀に雲海が見える事があるようです。ロープウェイやリフトカーでも展望台にはいけますが、特別な日以外は早朝に動いてはいませんので2時間弱ほどかけて登る必要があります。足元も暗くて危ないので、行かれるのであれば高尾山のウェブサイトで注意事項をよく読んで(時期によっては禁止されている場合もあるのかも知れません)、ライト必須で行ってみてください。(もちろん前述の大観山も同様です)
雲海の幻想的なお写真でジグソーパズルを
いかがだったでしょうか。前述した以外でも、雲海スポットとされる所は多数あります。ぜひ素敵なお写真を撮って、そのお写真をオリジナルジグソーパズルにしてみてください。専用アクリルフレームに入れて飾っていただくと、お部屋を幻想的でクールなイメージにしてくれるインテリアとしてもお使いいただけると思います。