私は喫茶店が大好きです。喫茶店全般が好きなのですが、特に個人経営をされているような喫茶店が好きです。落ち着いたマスター、古めかしい調度品、少し昔の漫画・・・レトロな雰囲気がたまらなくてつい長居してしまいます。
知人とどこかの駅で待ち合わせる際、時間に遅れる事を好まないため私はかなり余裕を持って自宅を出ます。電車を利用する場所なのであればある程度電車が遅れてしまう事も考慮したうえで出発するものですから、たいてい約束の時刻より30分ほど前には待ち合わせ場所に到着しています。携帯電話のアプリが本当に便利な時代ですから、知人はたいてい電車の時刻情報を教えてくれるアプリを使用し、おおよそ5分前に集合場所に着くような電車を選択して乗ってきます。故に時間通りに到着することもありますし電車の遅延などで遅れてくる場合もあり、結果かなりの時間私に空きが出るため、その時間を利用して喫茶店に入るのです。時間が余ったから喫茶店に入るというよりは喫茶店に入りたいから時間に余裕を持っているところもあるかも知れません。
大概外出時は小説を持ち歩いているためそれを読みながらゆっくりとコーヒーをすするのが幸せなひとときなのですが、この前ふと”たまたま時間が余ってしまった人はどうしているのだろう”と思いました。私のようにあえて時間を余らせているのではなく、持て余してしまっている人です。お店側でも最初の方で述べた少し昔の漫画などを置いてあるところは確かにあります。携帯のゲームという手もあるかと思いますが、これは電池を食うものが多いイメージがありますのでお待ち合わせの際などは連絡もしあうため良策とは言えません。そういった時にジグソーパズルがお店に置いてあったらいかがでしょうか。多様なサイズが置いてあり、お待ちになる時間に合わせてサイズを選ぶ・・・ジグソーパズルは集中するため、あっという間に時間が経ってしまうのではないかと思います。
提供するお店側の視点に立った場合は、オリジナルジグソーパズルにしてお店の外観、看板商品やお店の名前などで製作しておくとオリジナリティ溢れていて良いのではないでしょうか。時間内に組み立てられたらお茶うけとしてクッキープレゼント、なんてちょっとしたサービスもあったら遊びゴコロがあって、客側としても嬉しいですね。実際に喫茶店ではありませんが、お待ちになるお客様が連れていらしたお子様への退屈しのぎのツールとして弊社商品を提供させていただいたこともございます。まだ私も生まれていなかったころ、喫茶店で100円を入れて遊ぶ事ができるインベーダーゲームが大流行し、喫茶店が大盛況だった事があるそうです。ジグソーパズルですからそういった事は無いかもしれませんが、喫茶店のみならず密かなブームとしてジグソーパズルが各場所で流行ったりしたらとても嬉しいです。