御宿町に降り立つと、様々な場所でらくだのシルエットを目にすることと思います。これは、童謡「月の沙漠」に出てくる、駱駝に乗った王子様とお姫様。この月の沙漠の作詞者である「加藤まさを」さんは、御宿町をこよなく愛し、晩年を御宿町で過ごしたことから、月の沙漠(ラクダ)が御宿のシンボルになっています。

この月の沙漠、そして加藤まさを氏のことを資料としてまとめた場所が、こちらの月の沙漠記念館です。
ちなみに、普通「さばく」は「砂漠」と書きますが、加藤まさを氏が書かれたのは、一貫して「沙漠」。モチーフとなったのが御宿海岸なのですが、「沙」はすなはまの意味があり、海岸の砂がみずみずしいことから、「沙」の字が使われたそうです。
なお、さすがに記念館内部は撮影が禁止されていますので、写真は残してありません。
それと、気をつけたいのは駐車場です。近隣には沢山の駐車場がありますが、料金は場所によって異なります。多くの場所は1,000円となっていますが、場所によっては500円の所もあります。

因みに、月の沙漠記念館の入り口に立って横を見ると、このような形になっているのですが、このままずっと先に進んでいくと、御宿のメインビーチである中央海水浴場に出ることができます。

中央海水浴場には、シンボルともいえる2頭のラクダがいますので、写真撮影にはもってこいの場所!
皆が楽しむことができる公共物ですから、傷などがつかないよう、大切に扱いましょう。