年末年始に実家へ
年末年始、実家に行きました。実家の調布市は多摩地域にあり、昨年大きな複合施設が調布駅周辺に3個もできるなど、京王線の中でもかなり大きく発展してきています。
駅名標
駅名標というのはご存知でしょうか。駅名標、もしくは駅名板と呼ばれる事もあります。その駅の駅名が書かれていて、進行方向に次の駅、後ろ側に前の駅が表記されている、案内標識のようなものです。各線によって若干の違いはあるものの、おおかた決まって前述したような内容で表記されています。地方やあまり使用頻度の多くない駅等ですと、上から吊るす、もしくは地下鉄等ですと壁に埋め込むといったような【空間】にではなく、直接柵ように置いてあるタイプのものも見かけることがありますよね。
その駅名標ですが、調布駅は少し変わっていました。それがこちらです。
一見普通の駅名標に見えますが、よく見てください。少し部分的にアップします。
駅名横のマーク。
前の駅。
次の駅。
駅名下辺り。
おわかりでしょうか。そう、映画のフィルムを模しているんです!一番はじめのクローズアップ部分は映写機ですね。
実家の最寄り駅が布田という隣の駅のため、気がつかなかったのかなと思っていたのですが、調べたところ昨年できた複合施設(トリエ)が出来たタイミングで作られたようです。ごく最近の話ですね。
映画のまち 調布
さて、では何故映写機やフィルムを模しているのか。調べてみたところ、調布という町は昭和初期頃から環境の良さから映画関連の会社が多くできました。特に映画全盛期の昭和30年代頃映画製作会社や映像関連企業が増え、東洋のハリウッドと称されるほどの映画のまちだったそうです。現在でも映画製作会社や映像関連企業は多くあるため、【映画のまち】として大々的にPRしよう!という事のようです。
トリエのC館もシネマコンプレックス「イオンシネマ シアタス調布」ができました。総座席数は1,600席以上で、六本木や新宿のシネコンと同程度の都内最大級の施設となっており、映画のまちにふさわしい映画館といった感じです。
駅構内
ご案内した駅名標以外にも駅構内各所にフィルムや映写機をイメージした案内表示が多数あります。それらを意識しながら構内を歩いていただくのも面白いかもしれません。