先ほど犬の散歩を終えて帰ってきたばかりなのですが、あまりの涼しさにびっくりしてしまいました。最近は雨続きだったための気温かなと思っておりましたが、降っていなくても涼しい!まぁ今日は私のいる地域は昼間はかなり降っていたのでそのせいもあるかとは思います。
何にせよ、涼しくなるのは大歓迎です。あまり個人的には夏が好きではなく、毎年その後の秋を待ちわびているタイプです。
衣替えもしなければいけなくて、これがまた面倒です。家があまり広くないもので、夏の時期は冬物をベッドの下にしまい、冬になったら・・・という作業が毎年繰り返されております。そして飼い犬が来ている夏服もそろそろ終わりのようです。
夏服はさほど多く持っていません。この4着のローテーションかハーネスのみで外に出ています。
実は私は自分で犬を飼うまで、飼い犬に洋服を着せて散歩している人を【自分のエゴで犬に服を着せている人】という大変失礼な認識でおりました。ペットをぬいぐるみか自分を飾るアイテムと勘違いしているのだと、こちらの方が多大な勘違いをしていたのです。
そもそも犬(ペット)に洋服は必要か?という議論は以前から行われてきたようです。ですが特に興味も無かった私は必要という人の主張を聞いた事がありませんでした。上記のような理由だろうと決めつけていたからです。
犬を飼うにあたり、ネットで色々と調べたり、飼育のための本を購入したり、先輩たちの意見を拝聴していくうちに様々な事がわかってきました。得た知識やお話はブログの中でおいおい語っていこうと思いますが、今回は【洋服は必要か?】という事です。
結論から申し上げますと【絶対必要ではないけれどあった方が良いと考える人も多数いる】といったところでしょうか。不確かな言い回しですが私が結論づけられる立場でもありませんし獣医さんの中でも意見が割れている問題ですのでこのような形となりました。
犬に服を着せるメリット
- 防寒防暑
- 毛のまきちらしを防ぐ
- ノミ・ダニ・蚊等の害虫予防
まず1つ目の防寒・防暑。犬は別に服着なくても大丈夫でしょう?と思われるかもしれません。たしかにその考えで服を着せない方も多くいらっしゃいます。
私の飼っているトイプードルはシングルコートです。犬にはダブルコート、シングルコートという2種類の犬がおり、ダブルコートの方が毛の抜け替わりが激しいけれど寒さに強いです。その名のとおり外側を覆った毛(オーバーコート)と内側の毛(アンダーコート)の2種類の毛を持っているからです。トイプードルという犬種はオーバーコートのみです。アンダーコートはありません。
この理由から、トイプードルを先に飼っている先輩は「シングルコートなんだから寒いだろうしかわいそう」と服を着せます。私もこれに習っています。しかし、同じトイプードルを飼っていらっしゃる方でも「あまり過保護にすると免疫力が下がるだけ。大体寒いといっても東京の寒さなんだからシングルコートでも耐えられる寒さ」と服を着せない方もいらっしゃいます。どちらの言いぶんもわかる気がする内容です。
次に”毛のまきちらしを防ぐ”。これに関しても同意です。マナーなどを気にされている飼い主さんはこの理由が主なようですね。ただ、1つ目で申し上げたダブルコートの犬は春から秋は要注意ですが、実はトイプードルはほとんど抜け毛がありません。1日1回ブラッシングしていますがその時に少し抜ける程度です。
それなら服は不要だと思われるかもしれません。確かに無くともよいのですが、私は外に出るときもできるだけ犬を連れていきたいと思っています(勿論連れて行って問題ない所のみ)。テラス席等では犬OKという場所も多いのですが、たまに店内も【小型犬のみ可。ただし洋服を着用している事】という条件付きで入れるところがあるのです。「あの犬はシングルコートだから毛がほとんど抜けないし、服を着て無くても平気」という判断は犬を飼っていないとほぼできないものですので一律【洋服着用】はうなずけます。
そういったお店に入りたい時があるため、常日頃から服を着させているというところもあるのです。普段着慣れていないもの、やり慣れていないものを犬はとても嫌がります。暴れだしたり泣き出したりして周りの方に迷惑をかけたり、なにより犬も嫌な思いをしないために日頃から外出時は着用という形を撮っています。
最後は害虫予防。勿論ダニ・ノミ等の予防薬は貰っていますし注射も打っておりますのでこの点では不要という方は多いかと思います。ただ、私がよく遊ばせに行くのが多摩川の河川敷のため、変わった植物や虫がいてくっつけて帰ってきてしまい、くるくるの毛から取るのが大変・・・という事があります。これに関しては私の場合は帰宅後の仕事を減らす意味で着用させています。
いかがでしたでしょうか。ワンちゃんを飼っていらっしゃらない方に少しでも「そういう考え方で着せているのか」と思っていただけたら幸いです。
あ、でも、どうせ着せるならかわいいものをと思ってウキウキしながら選んでいるのも事実です(笑)。