スペースバルーン打ち上げで最も懸念されるのが、その回収率です。回収率を高めるためのGPS機能付きアマチュア無線機や電子アラームは、近場まで接近したあとの、最後のピンポイントでの発見手段です。しかし、回収率を高める上で最も重要と考えているのは、「落下地点予測」です。落下地点が明確になっていれば、道具がなくても発見ができるかもしれません。
落下地点での予測で重要になってくるのは、「経験則」と「風の予測」でしょう。前者は経験を積んでいくしかありません。但し後者は、ウェブ上のツールを使ってデータをみることが可能です。