御宿町では、毎年2月から3月初旬にかけて、「御宿まちかど つるし雛めぐり」という、町をあげての大きなイベントが開催されています。
「御宿まちかど つるし雛めぐり」は、優しさや思いやりを育む日本の行事「雛祭り」を題材としたイベントです。子供達の健やかな成長や、ご覧になった方々が元気になることを願って作ったつるし飾りが、町内の様々な場所に飾られ、誰でも見て楽しむことができます。
上述のとおり、様々な場所に飾られますが、メインとなる会場は、月の沙漠記念館と、手づくりの蔵の2箇所です。全ての場所を巡るのは大変ですが、初めての方はこの二箇所をおさえておきましょう。
月の沙漠記念館の、つるし雛
まず一番のメイン会場が、月の沙漠記念館です。
住所:千葉県夷隅郡御宿町六軒町505−1
御宿駅から、まっすぐ海岸に向けて走ったところにあり、案内の看板も多数出ていますので、迷うことなくたどり着けます。
月の沙漠記念館に入ると、ビックリするほどの量の雛が天井から吊るされています。
近くによってみると、作者の方の名前も掲載されています。
この全てのつるし雛が、ひと針ごとに願いを込められているというのは、圧巻です。
また、ひな祭りのイベントですので、巨大なひな壇も飾られています。
かわいい雛人形たちは、いつまででも見ていられますね。
手づくりの蔵の、つるし雛
そしてもう一つのメイン会場が、手づくりの蔵です。
住所:千葉県夷隅郡御宿町久保2124
こちらは、月の沙漠記念館とは異なり、ちょっと分かりづらい場所にあります。ただし駐車場がありますので、カーナビをセットして、車で訪問するのが良いでしょう。
手づくりの蔵は、天井から吊り下げられたつるし雛もありますが、地面にも多数の雛たちが。
御宿町は、元々海女さんが漁をしていた町。この漁の様子などを、雛を使ったジオラマのような感じで、展示されていました。
つるし雛だけでなく、ストーリーも楽しむことができますね。
かまくらのセットまで。
月の沙漠記念館とは、ちょっと異なる趣向で展示されており、どちらの会場もそれぞれの楽しさがあります。
「御宿まちかど つるし雛めぐり」は、御宿町外の方でも、無料で見学させていただけます。ひと針ひと針に、子どもたちの成長や幸せという願いを込められてた、御宿町のビッグイベント。ぜひ足を運んてみてください。
御宿町のその他の情報
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