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メキシコ記念公園

御宿町

メキシコ記念公園の行き方

千葉県御宿町の観光スポットの一つに、メキシコ記念公園、メキシコ記念塔があります。月の沙漠記念館や、中央海水浴場などがある御宿の中心地から、海岸沿いを東側へ向けて走ります。岩和田海水浴場を過ぎてもう少しだけ走ると、下の写真のような丁字路にさしかかるはず。

メキシコ記念公園の行き方

こちらが、メキシコ記念公園・記念塔の入り口です。 ちなみに記念「公園」という名前がついていますが、ブランコやすべり台があるわけではありません。記念塔が設置されたエリアのことを、記念公園と呼ばれています。

メキシコ記念塔の専用駐車場

メキシコ記念塔の専用駐車場

坂を登っていくと、記念公園専用の広い駐車場があります。かなりの台数が停められ、かつ空いていますので、車で問題なく訪問可能です。

メキシコ記念塔の開錠時間

駐車場は、時期によって開いている時間が異なりますが、朝は8時から入ることが出来ます。

ロペス・メキシコ大統領来訪記念碑

記念公園入り口に設置されている、ロペス・メキシコ大統領来訪記念碑。

メキシコ記念塔

そのまま真っすぐ進むと、すぐに巨大な塔が見えてくることでしょう。これが、高さ17mもある、日西墨三国交通発祥記念之碑(にっせいぼく さんごくこうつう はっしょうきねんのひ)。通称、メキシコ記念塔です。

事のきっかけは、1609年。スペインの前フィリピン臨時総督ドン・ロドリゴ・デ・ビベロが乗ったサン・フランシスコ号が、岩和田の岩礁で座礁し、沈没。船員たちは泳いで海岸にたどり着いた者もいますが、その凍えきった身体を御宿の海女さんが温め、懸命な救助活動を実施。結果的に乗組員373名のうち、317名の命が救われました。

メキシコ記念塔

この事から、日本とスペイン、それと当時スペイン領だったメキシコの3国で直接交流を生むきっかけになり、本塔が記念として建設されました。 ちなみに正式名称に入っている日西墨(にっせいぼく)は、日は日本。西はスペイン(西班牙)。そして墨はメキシコ(墨西哥)で、それぞれの国の頭文字をとっています。

メキシコ記念塔 日西墨の文字

記念塔には、日西墨の文字もしっかり刻印されています。

抱擁の彫刻像

メキシコ記念公園 抱擁の彫刻像

記念塔の少し先には、メキシコの彫刻家ラファエル・ゲレロさんの作品「抱擁」があります。この抱擁作品の解説については、歴史民俗資料館でも見ることができました。

メキシコ記念公園 抱擁の台座部分

抱擁の台座部分に書かれた、説明書き。

メキシコ記念公園からの眺望

メキシコ記念公園からの眺望

このメキシコ記念公園からは、海を見ることが出来ます。

メキシコ記念公園 おすすめスポット

ご覧のとおり、御宿町が接する海岸を一望することができる、超おすすめスポット! 絶景を写真におさめる目的だけでも、ここに来る価値があります。

メキシコ記念公園 トイレ

駐車場の横には、ありがたいことに、公共トイレもあります。

御宿町のシンボルといえば、月の沙漠で有名になったラクダ。サーファーも沢山訪れる海水浴場。日本有数の水揚げ量を誇る伊勢海老。そして日本・スペイン・メキシコの交流を生むきっかけとなったエピソード。御宿に来たからには、一度は来ておきたい観光スポットですね。

メキシコ記念公園の情報

名称 メキシコ記念公園・記念塔
住所 千葉県夷隅郡御宿町岩和田702
時間 [夏季]午前8時~午後5時
[冬季]午前8時~午後4時30分
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